メイン

2006年09月06日

其の七 誘導の方法①・意義と重要性

誘導の方法①・意義と重要性
道路上で交通誘導を行う場合、我々交通誘導警備員には、特別な権限がありません。つまり、交通誘導自体はあくまでも任意のお願いであり、相手の協力があって、初めて成り立つということを、よく認識する必要があります。そのため、第三者である車の運転手や通行人から協力を得るためには、相手に良い印象を与えておくことが、非常に重要です。しかし、良い印象を与えていても、我々の合図が何を意味しているものなのか相手に伝わらなければ、意味がありません。たとえば、事故の防止のために停止の合図を行っても、それが停止の合図だと分からなければ、事故を防ぐことはできません。誘導する相手が理解できる合図を、さらには周囲にいる人や車両にも理解できる誰がみてもわかる合図を行わなければならないのです。

2006年08月06日

其の六 制服の持つ力

制服はその背後に組織力があることを表している。また、ある団体を代表しているともいえる。無愛想なタクシー運転手に乗り合わせた人は「近頃のタクシーはよくない」と思い、親切な運転手に巡り合った人は「近頃のタクシーはとても良い」と感じるのである。いずれも一人の運転手が業界のイメージを代表していることになる。警備員の場合も同様である。ある警備員が大変優秀で、立派な業務を遂行すれば、その警備会社の名を高めることになり、警備業界全体の社会的評価を高めることになる。しかし、その逆も考えられるので、警備員は常に制服に恥じない仕事をするよう努力しなければならない。一人の警備員が個人の力で多数の人に協力を求めることは難しい。しかし、制服を着用することによって、その警備会社や業界の持つ大きな組織力を付加され、その組織力によって業務を適正かつ容易に遂行することが出来るようになるのである。

2006年07月24日

知って得する豆知識 其の五 制服の意義

警備員の制服は、単なる作業着ではなく礼服である。業務実施中に接する多くの人に、清潔感や信頼感を与えるような服装でなければならない。警備員にとっては毎日の単純な業務であっても、警備員に接する人々の目には「安全を守る仕事をしている。」と映っている。安全を守る者が、汚れた作業着を着ていては信頼感も薄れるというものである。
レストランの支配人がいかに働き者であっても、着ているタキシードが食用油で汚れ、白いはずのシャツが灰色にすすけたりしていれば、客はその店に入ることをためらい、再び訪れようとはしなくなる。

警備員の制服も全く同様である。それは礼服として着用すべき服装なのであって、相手にさわやかな印象を持ってもらうための正装なのである。警備員の制服が礼服であってこそ、安全・信頼のシンボルとなり得る。

2006年06月24日

知って得する豆知識 其の四 警備員の使命と心構え

本来、警備員が実施している警備業務は、契約先が自己の業務として行うべき安全確保や被害防止などのための業務であり、それを警備業者に依頼しているに過ぎない。つまり、警備員が行う業務は、広く一般人が行い得る行為であり、警察官等の特別な権限を有したものが、その権限に従ってのみ行い得るという特殊な業務ではない。契約先はこれらの業務を自己の従業員によって行うよりも、警備業者に依頼した方が、適正、確実にその目的が達成できると信頼しているからこそ警備契約を発注するのであり、警備員はその信頼に誠意を持って確実に応えなければならない。たとえ警備員本人が警備業務を初めて行う新人であったとしても、契約先はその警備員に対してプロの仕事を期待していることを忘れてはならない。